講演
会の目的は、エネルギーに関する基本的理解を皆様に伝え、それを基に未来社会を皆様と共に考えると言うことです。その目的を達成するために講演をお受けいたします。どうかお気軽にご相談ください。
過去の講演の記録は以下にあります。
知りたいときに一緒に考えよう
「それが知りたい。一緒に考えよう」そう思った時に、気になるテーマで科学的な主題について一緒に考えませんか? 今のテーマで言えば、トリチウムって何? なんて物があるでしょう。またプーチンが起こしたエネルギー危機もあります。でもエネルギーって何?
それらのことを、科学的な基本をきっちり説明した後に、それではどうしたら良いかを、来客の皆さんとともに考えます。
21世紀に入って、日本でも阪神淡路大震災、東日本大震災、それにともなう福島第一原発事故、その結果東京では計画停電という深刻な事態が起こりました。そのとき東京にいたカフェのオーナーは、この計画停電、本当に計画的なのだろうかとも考えました。
計画停電は、エネルギー危機に対処するものでした。今再びエネルギー危機が起こっています。プーチンが引き起こしました。
また偶然ながら、福島原発事故の余波の一つとして、トリチウム水放出問題が起こりました。その評論を見れば、トリチウムを科学的に理解しているとは到底思えない論評が多いと思います。ことトリチウム問題に関しては、日本の取り扱いは科学的に考えて、恐らくベストの方法であり、これを問題にするのは無知か、政治的かのどちらかの理由があるでしょう。少なくとも無知は排除したい。将来を正しく判断するために。
何故トリチウム問題が起こったか、それはエネルギー問題からです。エネルギー問題は、未来を創成するために、欠くことはできません。そしてエネルギー問題は、エネルギーを供給しうる日本の多くの地方と、東京を中心とするエネルギー大量消費地域の大都会の問題を現代日本人に突きつけます。
そして来春には、新しい京都市長を選ぶ選挙が、実施されます。千年の古都として、京都は常に注視され、また新しい日本の牽引力となってきました。21世紀になって明らかに新しい社会が世界で求められています。経済大国G7の一員として、世界唯一の被爆国であり、また尽福島原発事故の経験者として、日本は独自の位置を世界の中に保っています。世界の流れに流されるのではなく、世界の流れを作り出し、世界を持続可能な社会へ導くという、大切な任務を、京都人の伝統に培われた生活と考えで主導できるのが京都人なのです。
サイエンスカフェえねるぎぃっ亭
2023年秋の定期サイエンスカフェは以下の通りです。お気軽にお問い合わせください。予約制です。参加ご希望の方、詳しい内容など知りたい方は、お問い合わせページからお問い合わせください。場所は京都えねるぎぃっ亭です。京都市左京区にあります。初めて参加する方はご連絡頂ければ、詳しいアクセスなどお送りします。
9月24日(日)15:00~
11月19日(日)15:00~